渋谷PARCOのすぐ近く!美容外科・美容皮膚科ブリンククリニック
コラム
2026/10/13
![]()

前額リフトや額縮小の手術後に、生え際の髪が薄くなったり、まとまって抜けたりすることがあります。
「手術後に前髪がごっそり抜けてしまった」
「一度抜けた髪はもう生えてこない?」
「脱毛が起きたということは手術の失敗?」
このような不安を感じる方もいるかもしれません。
ただし、術後に脱毛がみられた場合でも、その後の発毛や経過を一律に判断することはできません。脱毛の原因や範囲、毛包・頭皮の状態、傷の治癒経過などによって、見通しには個人差があります。
今回は、前額リフトや額縮小後に脱毛がみられる原因、受診を検討する症状、手術前に確認しておきたい事項について解説します。
前額リフトは額や眉の位置を引き上げる手術、額縮小は主に生え際を前方へ移動させることで額の縦幅を短くする手術です。

両者は目的や術式が異なりますが、頭皮や生え際に操作を加える方法では、術後に脱毛や毛髪の変化がみられる可能性があります。
ただし、実際の原因は、手術方法や術後の経過、頭皮・毛髪の状態などを踏まえて診察しなければ判断できません。
手術による身体的な負担や頭皮への刺激によって、毛髪の成長サイクルに変化が生じ、脱毛がみられることがあります。
このような場合、毛包の状態や脱毛の程度によっては、時間の経過とともに毛髪の状態が変化する可能性があります。ただし、発毛の有無や回復までの期間には個人差があるため、具体的な見通しは診察を受けて確認する必要があります。
生え際付近を切開する際などに、毛包周辺の組織へ影響が及ぶことで、脱毛がみられる場合があります。
損傷の程度や範囲によって経過は異なり、毛髪の状態が変化する可能性もあれば、発毛が戻りにくくなる可能性もあります。外見だけでは毛包の状態を判断できないため、必要に応じて医師による評価が必要です。
手術中には、出血を抑える目的で電気メスなどの機器を使用することがあります。
毛包周辺に熱の影響が及んだ場合、周囲の組織に変化が生じ、脱毛との関連が疑われることがあります。ただし、実際の影響は、使用した機器や操作、術後の状態などによって異なります。
額縮小では、頭皮を前方へ移動させる操作を行います。
頭皮の可動性や移動量、組織にかかる力などによっては、毛包や周囲の組織に負担がかかり、術後の毛髪の変化に関係する可能性があります。
ただし、牽引が脱毛にどの程度影響するかは一律ではなく、頭皮の状態や術式などを含めて判断する必要があります。
頭皮や皮膚を縫い合わせる際にかかる張力は、傷の治癒や局所の血流に影響する可能性があります。
特に生え際付近では、縫合部の状態が脱毛や傷跡の見え方に関係することも考えられます。術後の傷や毛髪の変化が気になる場合は、自己判断せず医療機関で確認しましょう。
頭皮や毛包の状態には、局所の血流も関係します。
手術後に血流の変化が生じた場合、毛髪の状態に影響する可能性があります。特に、強い痛みや皮膚の色の変化、傷の治りにくさなどを伴う場合は、血流を含めた状態の確認が必要になることがあります。

術後の脱毛が一時的なものか、長期的に続くものか、また発毛がどの程度見込まれるかは、脱毛の原因や毛包・頭皮の状態によって異なります。
手術後の経過によっては、時間とともに毛髪の状態が変化することがあります。一方で、毛包周辺の組織に強い損傷が生じている場合などには、発毛が戻りにくい可能性も考えられます。
ただし、手術直後に髪が大きく抜けたという事実だけで、将来的な発毛の有無や手術の成否を判断することはできません。回復時期にも個人差があり、脱毛の原因や範囲、術後の治癒経過などによって異なります。

以下のような症状がある場合は、経過を自己判断せず、早めに手術を受けた医療機関へ相談してください。
• 脱毛が広がっている、または増え続けている
• 生え際や切開部周辺に強い痛みがある
• 腫れや赤みが強い、または悪化している
• 頭皮や傷の周囲が白っぽい、紫、黒っぽい色に変色している
• 傷が開いている、出血や滲出液が続いている
• 傷の治りが悪い、かさぶたや分泌物が長く続いている
• 発熱など、感染を疑う症状がある
• 脱毛や傷跡について不安が続いている
これらの症状がなくても、脱毛の範囲や経過が気になる場合は、手術を受けた医療機関で確認することをおすすめします。診察によって、現在の状態や必要な対応を確認できます。
術後の脱毛や毛髪の変化は、手術方法だけでなく、もともとの頭皮や毛髪の状態にも左右される可能性があります。
手術を検討する際は、以下の点を事前に医師へ伝え、確認しておきましょう。

もともと生え際の毛髪が細くなっていたり、薄毛が進行していたりする方は、術後の変化を評価するうえで注意が必要です。
既存の脱毛症がある場合、術後の毛髪の変化と手術前からの変化を区別しにくいことがあります。また、将来的な生え際の変化についても、現在の毛髪の状態や原因を踏まえて検討する必要があります。
特に額縮小では、生え際の位置だけでなく、毛髪の密度や今後の変化の可能性についても医師と相談することが重要です。

額縮小では、頭皮をどの程度前方へ移動できるかが仕上がりに関係します。
頭皮の可動性が低い場合、希望する位置まで生え際を移動できないことや、組織にかかる負担を考慮して移動量を調整する必要が生じることがあります。
頭皮の状態を診察したうえで、手術の適応や移動量、別の方法を含めて検討することが大切です。

喫煙は血管や組織への酸素供給、傷の治癒などに影響する可能性があります。
また、これまでの手術歴や治療中の病気、服用している薬などが、手術や術後の経過に関係する場合もあります。
喫煙状況や既往歴、服用薬については、事前に医師へ正確に伝えましょう。必要に応じて、手術前の生活上の注意や休薬の可否などについて説明を受けます。

当院では、頭頸部再建外科医が前額リフトや額縮小の手術を担当します。
頭頸部再建外科では、顔面や頭頸部の解剖、皮膚・皮下組織・筋肉・血管などの状態を考慮しながら、組織の移動や再建を行います。
前額リフトや額縮小においても、生え際の位置だけでなく、頭皮の可動性、毛包周辺の組織、血流、切開部や縫合部にかかる力などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて手術方法を検討します。
ただし、どのような手術でも術後の脱毛や毛髪の変化を完全に防げるわけではありません。手術前には、期待できる変化だけでなく、考えられるリスクや術後の経過、受診の目安についても説明します。
当院では、生え際の位置や額の形だけでなく、毛包周辺の組織や頭皮の血流、縫合時の張力などにも配慮しながら手術を行っています。
こちらは、当院で額縮小の手術を受けられた方の術後1ヶ月の症例写真です。


施術名:額縮小
内容:生え際の皮膚を切開し、頭皮を前方に引き下げることで額を狭くする手術
リスク・副作用:痛み・腫れ・内出血・むくみ・感染・血腫・感覚の麻痺・左右差・皮膚の凸凹・傷跡の残存・脱毛等
価格:800,000円
術前の状態:おでこが広く、お顔のバランスが悪いことを気にされていた。
手術時の配慮:傷跡が残りにくいようにギザギザに切開しました。皮膚の切除量は1.5cm。
前進させた部位は骨膜にしっかりと固定しました。
術後1ヶ月の状態:まだ赤みがありますが、これから引いていく見込みです。患者様ご本人も額の幅が狭くなって満足されています。
本症例では、術後1ヶ月の時点で、生え際に明らかな脱毛は認められていません。
前額リフトや額縮小では、希望する仕上がりを目指すことに加え、毛髪や周囲の組織への負担にも配慮することが重要です。
ただし、術後の経過には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。また、術後1ヶ月時点の状態だけで、その後の脱毛の有無まで判断することはできません。

前額リフトや額縮小では、単に皮膚を引き上げたり、生え際を前方へ移動させたりするだけでなく、毛包の位置や頭皮の血流、組織にかかる力、縫合部の状態などを考慮する必要があります。
カウンセリングでは、次の点を確認しておくとよいでしょう。
前額リフトには複数の術式があり、切開位置や剥離範囲、頭皮の移動方法などによって、術後の経過が異なる可能性があります。
どれだけ慎重に手術を行っても、術後の脱毛や毛髪の変化を完全に予測・回避できるとは限りません。考えられるリスクや経過、受診が必要な症状について、事前に医師から説明を受けておきましょう。
前額リフトや額縮小の術後に脱毛がみられた場合でも、その後の発毛や経過を一律に判断することはできません。
脱毛の原因としては、手術による刺激、毛包周辺の組織への影響、熱、牽引、縫合時の張力、血流の変化などが考えられます。毛髪の変化や回復時期は、原因や毛包・頭皮の状態、傷の治癒経過などによって異なります。
脱毛が広がっている場合や、強い痛み、腫れ、皮膚の変色、傷の治癒不良などがある場合は、早めに手術を受けた医療機関へ相談してください。
当院では、頭頸部再建外科医が執刀し、頭皮や生え際の状態、毛包周辺の組織、血流、組織にかかる力などを確認したうえで、手術方法を検討します。
これから手術を検討している方は、生え際の位置や額の長さだけでなく、毛髪の状態、頭皮の可動性、喫煙習慣、術式ごとのリスク、術後の受診目安についても説明を受けましょう。自身の状態に合った手術計画を医師と検討することが重要です。
脱毛の量だけで、将来的に発毛が戻るかどうかを判断することはできません。脱毛の原因や毛包・頭皮の状態、術後の経過によって見通しは異なるため、手術を受けた医療機関で診察を受けてください。
回復時期には個人差があり、脱毛の原因や範囲、毛包の状態、傷の治癒経過などによって異なります。一定の時期までに必ず回復すると断定することはできないため、経過や症状について医師に確認することが大切です。
脱毛が広がっている場合や、強い痛み、腫れ、赤み、皮膚の変色、傷の開き、出血や浸出液、発熱などがある場合は、早めに手術を受けた医療機関へ相談してください。症状が軽くても、不安が続く場合は診察を受けましょう。
薄毛の程度や原因、頭皮の状態、今後の変化の可能性などによって判断が異なります。生え際の後退や毛髪の細さが気になる場合は、手術の適応や方法について、事前に医師の診察を受けてください。
術前の評価や、毛包・血流・組織にかかる力などに配慮した手術計画によって、リスクの低減を検討することはできます。ただし、術後の脱毛を完全に防げると断定することはできません。具体的なリスクについては、術式や自身の状態を踏まえて医師に確認しましょう。

監修者
近藤曉
頭頸部再建医・形成外科専門医
【 切開リフト 】若返り・たるみ治療
”不自然な変化ではなく自然で調和の取れた仕上がりにこだわります”