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コラム
2026/07/04
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原因は「2つの構造」にあります
「フェイスラインの脂肪吸引をしたのに、口横だけポコッと残っている…」
「口横のポニョが気になる」
このようなお悩みは少なくありません。
実は、口横のポニョは単純に脂肪が多いだけではなく、顔の解剖学的な構造が大きく関係しています。
そのため、原因を正しく理解し、それに合った治療を選ぶことが大切です。

口横のポニョは、単純な「脂肪の塊」ではありません。
加齢によって、
• 靭帯がゆるむ
• 皮膚のハリや弾力が低下する
• 頬や口横の脂肪が下方へ移動する
といった変化が起こります。
若い頃は頬の脂肪が高い位置で支えられているため、口元にはあまり影ができません。
しかし加齢とともに脂肪が下垂すると、口横にボリュームが集まり、段差ができます。
この段差によって影が生じ、口横のポニョとして目立つようになります。
さらに、口角には筋肉が集まる構造もあるため、脂肪だけでは説明できないふくらみが生じることがあります。
つまり、口横のポニョは「脂肪」だけではなく、「皮膚」「靭帯」「筋肉の構造」が複雑に関係してできています。

口角には、**モダイオラス(口輪筋結節)**という、複数の表情筋が集まる場所があります。
笑う・話す・口を閉じるなど、口元の動きに欠かせない筋肉の交差点です。
この部分にはもともと自然な厚みがあるため、脂肪ではないふくらみとして見えることがあります。
モダイオラスは正常な解剖学的構造であり、完全になくすことはできません。
モダイオラスが原因の場合は、
• ボトックスで筋肉の張りを調整する
• クォンタムなどで皮膚のハリを高める
ことで、目立ちにくくなることがあります。

もう一つの原因が、口横に存在するジョールファットです。
ジョールファットは、口横にある重りのような脂肪で、フェイスラインや口横のポニョに大きく影響します。
実はジョールファットは、
• Superior Jowl Fat(上部ジョールファット)
• Inferior Jowl Fat(下部ジョールファット)
の2つに分かれています。
特に口横のポニョの原因になりやすいのが、**Superior Jowl Fat(上部ジョールファット)**です。

上部ジョールファットは取り残されやすい
「脂肪吸引をしたのに口横だけ残っている」
その理由の一つが、この上部ジョールファットです。
脂肪吸引では細いカニューレを使って脂肪を吸引しますが、
”カニューレは刺入部から遠い場所ほど操作しやすく、近い場所ほど吸引が難しい”
という特徴があります。

口角から吸引する場合、上部ジョールファットは刺入部に近いため、
• カニューレを十分に動かせない
• 安全性を考慮すると吸引できる範囲に限界がある
ことから、脂肪が残りやすい部位です。
その結果、
「フェイスラインはすっきりしたのに、口横のポニョだけ残っている」
という状態になることがあります。

上部ジョールファットまでしっかりアプローチするためには、
• 耳の後ろからのアプローチ
• 部位に合わせたカニューレ操作
など、通常とは異なる手技が必要になる場合があります。
この部分まで適切に処理できると、
• 口横のポニョが改善しやすくなる
• 口横の影が目立ちにくくなる
• フェイスラインがより自然に整う
といった変化が期待できます。
脂肪を取り除いても、皮膚にゆるみがある場合は口横のポニョが残ることがあります。
そのような場合は、クォンタムなどで皮膚を引き締めることで、皮膚のハリが高まり、口横のポニョが目立ちにくくなることが期待できます。
脂肪だけでなく、皮膚の状態まで考慮することで、より自然な仕上がりを目指せます。

口横のポニョは、単純に脂肪が多いだけではありません。
• モダイオラス(口輪筋結節)
• ジョールファット
• 皮膚のゆるみ
これらが複雑に関係して目立つようになります。
そのため、「脂肪吸引だけ」「たるみ治療だけ」と一つの治療で考えるのではなく、原因を見極めたうえで適切な治療を選ぶことが大切です。
口横のポニョが気になる方は、ご自身の原因がどこにあるのかを診察で確認することをおすすめします。
必ずしも失敗ではありません。
口横にはモダイオラスという正常な構造があり、さらに上部ジョールファットは脂肪吸引が難しい部位のため、脂肪が残りやすい特徴があります。
原因によります。
ジョールファットが原因であれば改善が期待できますが、皮膚のゆるみやモダイオラスの影響が大きい場合は、高周波治療やフェイスリフトなどを組み合わせた方が適しているケースもあります。
基本的にはできません。
モダイオラスは口の動きに重要な役割を持つ正常な組織であり、切除する治療は一般的ではありません。
脂肪吸引後に皮膚のゆるみが気になる方や、口横のポニョをさらに改善したい方に適しています。
皮膚のハリを高めることで、より引き締まった自然なフェイスラインを目指せます。

監修者
院長柳川 央徒
【バブみ輪郭】
数ヶ月先まで予約が取れない、日本で唯一 "バブみ"に特化した輪郭整形専門医。
小顔治療通算3000例以上。
他院修正、著名人も、多く担当。