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Columnコラム

2026/06/29

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たるみ治療の選び方|糸リフト・高周波・切開リフトは何が違う?【医師解説】

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「引き上げる」と「引き締める」は別の治療です

「糸リフトと高周波って何が違うの?」

「切開リフトなら全部解決するの?」

カウンセリングでよくいただく質問です。

実は、この3つはどれも**“たるみ治療”**ですが、役割はそれぞれ異なります。

まずは、その違いを知ることが大切です。

高周波(RF)の役割

皮膚を「引き締める(タイトニング)」

高周波治療は、熱エネルギーによって皮膚や皮下組織を収縮させる治療です。

期待できる効果は、

• 皮膚の引き締め

• ハリ感アップ

• たるみの改善

など。

つまり、

高周波は「引き締める」治療です。

糸リフトの役割

組織を「引き上げる(リフトアップ)」

糸リフトは、下がった組織を上方向へ移動させる治療です。

期待できる効果は、

• フェイスラインの改善

• 頬や口元のリフトアップ

• 下垂した組織の位置を整える

つまり、

糸リフトは「引き上げる」治療です。

切開リフトの役割

組織を引き上げ、余った皮膚を切除する

切開リフトでは、

• 組織を引き上げる

• その位置で固定する

• 余った皮膚を切除する

ことができます。

皮膚の下の深い組織のたるみから引き上げる治療です。一方で、高周波のように皮膚表面を引き締める治療や、脂肪量を調整する治療とは役割が異なります。

一番大切なのは

「リフトアップ」と「タイトニング」は別の作用

たるみ治療では、

リフトアップ(引き上げる)

と

タイトニング(引き締める)

を分けて考える必要があります。

この2つは同じように見えて、改善しているものが違います。

そのため、

• 引き上げたいのか

• 引き締めたいのか

によって選ぶ治療も変わります。

高周波にも違いがあります

実は、高周波治療もすべて同じではありません。

多くの高周波機器は、皮膚を水平方向(X-Y方向)へ収縮させることで引き締めます。

一方、クォンタムはFSN(線維性隔壁)へアプローチし、深さ方向(Z方向)への収縮が特徴です。

つまり、

同じ「引き締める」治療でも、引き締まる方向が異なるということです。

💡ここは図で比較すると分かりやすいでしょう。

一般的な高周波


↔ 横方向(X-Y方向)に収縮

クォンタム

⬇ 深さ方向(Z方向)に収縮

そのため、クォンタムでは皮膚が骨格に密着するような「ピタッ」とした引き締まり感が得られやすいと考えられています。

クォンタムRFと切開リフトでは、アプローチする組織や治療方法が異なります。クォンタムRFはFSN(線維性隔壁)を含む皮下組織の収縮、切開リフトは組織の引き上げ・固定や余剰皮膚の切除を目的とした治療です。

では、自分にはどの治療が合っている?

たるみ治療を選ぶときは、年齢だけで判断するのではなく、「何が原因でフェイスラインが崩れているのか」を見極めることが重要です。

同じ「たるみが気になる」というお悩みでも、

・皮膚がゆるんでいる

・頬などの組織が下がっている

・余剰皮膚が多い

・脂肪量が多い

・複数の原因が重なっている

など、状態は人によって異なります。

たるみの状態から考える治療の選び方

気になる状態主な原因治療の考え方選択肢
皮膚のゆるみ・ハリ低下が気になる皮膚・皮下組織のゆるみ組織を大きく移動させるより、まず引き締める高周波(RF)
頬や口元が下がってきた組織の下垂下がった組織を上方向へ移動させる糸リフト
皮膚のゆるみと組織の下垂が両方ある複数の要因引き上げ+引き締めを組み合わせる糸リフト+高周波
脂肪量が多く、フェイスラインが重い脂肪量+皮膚のゆるみなどボリュームを調整したうえで、必要に応じて引き締め・引き上げを行う脂肪吸引+高周波+糸リフトなど
余剰皮膚が多く、たるみが強い組織の下垂+余剰皮膚深部組織を引き上げ、余った皮膚を切除する切開リフト
脂肪・組織の下垂・余剰皮膚などが複合している複数の要因原因ごとに必要な治療を組み合わせる脂肪吸引+切開リフトなど

※実際の適応は、皮膚の状態や脂肪量、組織の下垂の程度などによって異なります。

症例で見る「なぜこの治療を選んだのか」

CASE 1|皮膚のゆるみ+組織の下垂

施術:ボルニューマ+糸リフト

<この症例の判断ポイント>

過去に当院で脂肪吸引をお受けいただいたお客様です。その後、皮膚のたるみ予防のため糸リフトとボルニューマを定期的に受けに来てくださっています。

糸リフトで「引き上げ」、ボルニューマで「引き締め」と、それぞれ異なる役割を組み合わせた症例です。

CASE 2|脂肪量+たるみが重なっている

施術:切開リフト+顔の脂肪吸引

<この症例の判断ポイント>

脂肪量+組織の下垂・余剰皮膚

↓

ボリューム調整とリフトアップの両方が必要

↓

脂肪吸引+切開リフト

フェイスラインが重く見える原因が「たるみ」だけではなく、脂肪量にもあるケースです。

切開リフトだけですべてを解決しようとするのではなく、脂肪吸引でボリュームを調整しながら、切開リフトで下垂した組織や余剰皮膚にアプローチします。

CASE 3|脂肪量+皮膚のゆるみ

施術:顔の脂肪吸引+糸リフト+クォンタムRF

<この症例の判断ポイント>

脂肪量もあるが、皮膚が薄く柔らかいため、脂肪吸引単体ではたるんでしまうリスクがある

↓

ボリュームの調整と引き締めの両方が必要

↓

顔の脂肪吸引+糸リフト+クォンタムRF

脂肪を無くし、皮膚を引き締めることでピタッとした仕上がりに。

まとめ

たるみ治療は、「どれが一番良い治療か」を選ぶものではありません。

昨今はSNSを中心に様々な情報が散見され、「〜にはオンダリフト!」「切開リフトで全て解決!」など、過度なポジショントークが多々見られます。

大切なのは、

• 高周波:引き締める(タイトニング)

• 糸リフト:引き上げる(リフトアップ)

• 切開リフト:引き上げて固定し、余剰皮膚を切除する

というそれぞれの役割を理解し、どの方向に縮めたいのかも含め、ご自身のたるみの原因に合わせて治療を選択することです。

Q&A

Q. 糸リフトと高周波はどちらがおすすめですか?

比較できる治療ではありません。

糸リフトは「引き上げる」治療、高周波は「引き締める」治療です。

たるみの原因や改善したい内容によって、適した治療は異なります。

Q. 高周波だけでリフトアップできますか?

高周波の主な目的は「引き締め(タイトニング)」です。

皮膚が引き締まることでフェイスラインがすっきり見えることはありますが、糸リフトや切開リフトのように下垂した組織を持ち上げる治療とは役割が異なります。

Q. 糸リフトをすれば高周波は必要ありませんか?

必ずしもそうではありません。

糸リフトは組織を引き上げる治療ですが、皮膚のゆるみやハリ感の改善には高周波を併用することで、よりバランスの良い仕上がりを目指せる場合があります。

Q. 切開リフトなら他の治療は必要ありませんか?

切開リフトにも役割があります。

切開リフトは組織を引き上げ、余剰皮膚を切除する治療です。一方で、皮膚の質感や引き締め、脂肪量の調整などは別の治療を組み合わせた方が効果的なケースもあります。

Q. なぜ治療を組み合わせることがあるのですか?

たるみの原因は一つではないからです。

皮膚のゆるみ、脂肪の下垂、余剰皮膚、ボリュームの偏りなど、複数の要因が関係しています。

そのため、それぞれの原因に合わせて治療を組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指せます。

Q. クォンタムRFは他の高周波と何が違いますか?

高周波機器はすべて同じではありません。

一般的な高周波機器は皮膚を横方向(X-Y方向)へ収縮させるのに対し、クォンタムRFはFSN(線維性隔壁)へアプローチし、深さ方向(Z方向)への収縮を特徴としています。

そのため、皮膚が骨格に密着するような「ピタッ」とした引き締まり感が期待できます。

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監修者

院長柳川 央徒

【バブみ輪郭】
数ヶ月先まで予約が取れない、日本で唯一 "バブみ"に特化した輪郭整形専門医。
小顔治療通算3000例以上。
他院修正、著名人も、多く担当。

〒150-0042東京都渋谷区宇田川町36-1 SANWA SHIBUYA Bldg. 8F

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