顎リフト(魔女顎リフト)
顎リフト(魔女顎リフト)とは
顎リフト(魔女顎リフト)は、下向きに垂れ下がった顎先の軟部組織を引き上げ、顎先の形やフェイスラインを整える手術です。
いわゆる「魔女顎」とは、顎先の軟部組織が下方向へ垂れ下がり、横から見たときに顎先が長く、先端が下を向いているように見える状態を指します。
顎先が垂れ下がっていると、正面から見たときに顔が間延びして見えたり、横顔のバランスが崩れたりすることがあります。また、顎先と顎下の境界が曖昧になることで、二重顎のように見えるケースもあります。
顎リフトでは、口腔内などからアプローチし、オトガイ筋を含む顎先の軟部組織を適切な位置へ引き上げて固定します。
単純に顎先のボリュームを減らすのではなく、「下がってしまった組織の位置を整える」ことを目的とした治療です。
魔女顎になる原因

魔女顎は、オトガイ筋を含む顎先の軟部組織が下方向へ移動したり、組織を支える力が低下したりすることで生じます。
原因は一つではなく、骨格の変化や過去の美容整形、加齢、生まれつきの骨格・筋肉などが複合的に影響している場合もあります。
骨切り手術後の顎先のたるみ
魔女顎の原因としてみられるものの一つが、輪郭形成などの骨切り手術後に生じる顎先のたるみです。
骨切りによって骨格の形やボリュームが変化すると、それまで骨の上に存在していた筋肉や脂肪、皮膚などの軟部組織とのバランスも変化します。
骨格が小さくなった一方で軟部組織が余ると、顎先の組織が下方向へ移動し、顎先が垂れ下がって見えることがあります。
顎プロテーゼなどの手術後
顎プロテーゼなどの手術後に、顎先の筋肉や周辺組織の位置・バランスが変化し、顎先の形が崩れてしまうケースがあります。
過去に顎の手術を受けている場合は、現在の骨格だけでなく、プロテーゼの位置や軟部組織の状態なども確認したうえで治療方法を検討します。
ヒアルロン酸・脂肪注入などによる影響
顎先へのヒアルロン酸注入や脂肪注入などによってボリュームが増加すると、顎先の組織にかかる負荷や形態が変化することがあります。
特に複数回の施術歴がある場合などは、現在の顎先の状態を確認し、注入物だけではなく筋肉や周辺の軟部組織を含めて原因を判断することが重要です。
加齢による軟部組織の変化
加齢によって皮膚や皮下組織などの支持力が低下すると、顎先の組織も徐々に下方向へ移動することがあります。
フェイスラインや顎下のたるみと同時に進行しているケースもあるため、顎先だけではなく顔全体のバランスを確認して治療を検討します。
生まれつきの骨格・筋肉の影響
美容整形を受けたことがない方でも、生まれつきの骨格やオトガイ筋などの形態によって、顎先が下向きに見える場合があります。
この場合も、顎先の状態や原因を診察したうえで、顎リフトの適応を判断します。
顎リフト(魔女顎リフト)の特徴

下がった顎先の組織を引き上げる
顎リフトでは、オトガイ筋を含む顎先の軟部組織を適切な位置へ引き上げて固定します。
脂肪を減らしてボリュームを小さくする治療とは異なり、下方向へ移動した組織そのものの位置を整えることで、顎先の形態改善を目指します。
骨切り後の顎先のたるみにも対応
輪郭形成などの骨切り手術後は、骨格が小さくなったことによって軟部組織とのバランスが変化し、顎先にたるみが生じることがあります。
このようなケースでは、さらに脂肪を減らすのではなく、余った軟部組織や筋肉の位置を整える治療が適している場合があります。
過去の手術内容や現在の骨格・軟部組織の状態を確認し、一人ひとりに合わせて治療方法を検討します。
脂肪吸引で改善しない二重顎にも
顎先や顎下がもたついていると、「脂肪が多いこと」が原因だと考えてしまいがちです。
しかし、顎周辺の見た目には、脂肪だけではなく骨格・筋肉・皮膚・その他の軟部組織など、さまざまな要素が関係しています。
顎下の脂肪吸引をして脂肪が減っていても、顎先の組織自体が下がっていることで、二重顎のような見た目が残る場合があります。
このようなケースでは、さらに脂肪を除去するのではなく、顎先の組織を適切な位置へ引き上げることで改善が期待できる場合があります。
顎先のたるみは「原因を見極めること」が重要
顎先が下がって見える原因は、すべての方で同じではありません。
脂肪が原因の方もいれば、オトガイ筋などの筋肉、皮膚・軟部組織のたるみ、骨格、過去の美容整形による変化などが関係している方もいます。
特に骨切りや顎プロテーゼ、脂肪吸引、ヒアルロン酸注入などの施術歴がある場合は、複数の要因が重なっていることもあります。
そのため、顎先だけを見て治療方法を決めるのではなく、骨格・筋肉・脂肪・皮膚などを総合的に確認し、何が現在の見た目をつくっているのかを判断することが重要です。
診察で原因を見極めたうえで、顎リフトを含めた適切な治療方法をご提案します。
このような方におすすめ
✔️骨切り手術後に顎先が垂れ下がってしまった方
✔️輪郭形成後、顎先の形が気になる方
✔️顎下の脂肪吸引をしても二重顎のような見た目が改善しなかった方
✔️横から見たときに顎先が下向きに垂れて見える方
✔️顎先と顎下の境界がはっきりしない方
✔️加齢による顎先のたるみが気になる方
✔️顎先の形やフェイスラインを整えたい方
✔️過去の顎整形後の形態変化が気になっている方
顎リフト(魔女顎リフト)の手術方法
① デザイン・診察
顎先の形やたるみの程度、骨格、オトガイ筋を含む軟部組織の状態を確認します。
過去に骨切りやプロテーゼ、ヒアルロン酸注入、脂肪注入、脂肪吸引などを受けている場合は、その施術歴も踏まえて手術方法を検討します。
② 麻酔
静脈麻酔や局所麻酔などを使用し、手術中の痛みに最大限配慮しながら手術を行います。
麻酔方法は患者様の状態や手術内容などに応じて決定します。
③ 口腔内など必要箇所を切開
口腔内など、顎先の状態に応じて必要な箇所を切開し、オトガイ筋や周辺の軟部組織へアプローチします。
④ オトガイ筋・軟部組織の処理
顎先の状態を確認しながら、オトガイ筋を含む軟部組織を適切な位置へ引き上げます。
顎先の形や左右のバランスを確認しながら位置を調整し、固定します。
⑤ 縫合
顎先の形や左右差などを確認した後、切開部を丁寧に縫合して手術終了です。
リスク・副作用
- 出血
- 腫れ
- 内出血
- 痛み
- むくみ
- 左右差
- 感染
- 傷跡
- 違和感
- しびれ
- 知覚の変化など。
顎リフト(魔女顎リフト)には、以下のようなリスク・副作用が生じる可能性があります。
Q&A
Q. 魔女顎かどうか自分で判断できますか?
顎先が下向きに垂れ下がって見える、顎先と顎下の境界がはっきりしない、横から見たときに顎先が長く見えるといった場合は、いわゆる「魔女顎」の状態である可能性があります。
ただし、同じような見た目でも脂肪や皮膚のたるみ、骨格、筋肉など原因は異なります。診察で顎周辺の状態を確認し、適切な治療方法をご提案します。
Q. 顎下脂肪吸引との違いは何ですか?
顎下脂肪吸引は、顎下に蓄積した余分な脂肪を除去する治療です。
一方、顎リフトはオトガイ筋を含む顎先の軟部組織を引き上げ、適切な位置に固定することを目的としています。
そのため、顎先のもたつきの原因が脂肪ではなく筋肉や軟部組織の位置にある場合は、脂肪吸引だけでは十分な改善が得られないことがあります。
Q. 骨切り手術後でも顎リフトを受けられますか?
骨切り手術後の顎先のたるみに対して、顎リフトをご提案することがあります。
骨切りによって骨格が小さくなると、骨格とその上にある筋肉・脂肪・皮膚などの軟部組織とのバランスが変化し、顎先にたるみが生じる場合があります。
過去の手術内容や現在の骨格・軟部組織の状態を確認したうえで適応を判断します。
Q. 顎下脂肪吸引を受けましたが、まだ二重顎のように見えます。改善できますか?
顎下の脂肪を除去していても、顎先の筋肉や軟部組織が下がっていることで、二重顎のような見た目が残ることがあります。
このような場合は、さらに脂肪を除去するのではなく、顎先の組織を適切な位置へ引き上げる治療が適している可能性があります。
まずは現在の二重顎の原因を確認することが重要です。
Q. 傷跡は目立ちますか?
顎リフトでは、主に口腔内など必要な箇所からアプローチします。
口腔内を切開する場合は傷跡が外から直接見えにくいことが特徴ですが、顎先の状態や手術内容によってアプローチ方法が異なる場合があります。
Q. ダウンタイムはありますか?
手術後は腫れ、むくみ、内出血、痛み、違和感などが生じることがあります。
症状の程度や回復までの期間には個人差があり、手術内容によっても異なります。詳しい術後経過や注意事項については診察時にご説明します。
Q. 顎リフトをすると顎の形も変わりますか?
下方向へ移動した顎先の軟部組織を引き上げて位置を整えるため、顎先の見え方やフェイスラインが変化することがあります。
ただし、顎リフトは骨そのものを削ったり移動させたりする手術ではありません。骨格自体の大きさや位置を大きく変えたい場合には、別の治療が適していることがあります。
Q. ヒアルロン酸や脂肪注入をしていても受けられますか?
過去に顎へヒアルロン酸や脂肪などを注入している場合でも、状態によっては治療を検討できます。
注入物の種類や量、施術時期、現在の顎先の状態などを確認したうえで、顎リフトの適応や手術方法を判断します。
Q. 加齢による顎先のたるみにも適応がありますか?
加齢による軟部組織の変化によって顎先が下がっている場合も、状態によっては顎リフトの適応となることがあります。
ただし、フェイスライン全体のたるみが強い場合などは、顎先だけではなく他のたるみ治療を組み合わせた方が適しているケースもあります。
Q. 一度手術をすれば元に戻りませんか?
顎リフトでは、顎先の軟部組織を適切な位置へ移動・固定しますが、その後も加齢による皮膚や軟部組織の変化は続きます。
そのため、将来的な変化を完全に防ぐことはできません。効果の現れ方や持続には個人差があります。
料金表
顎リフト
顎リフト
- 通常料金
- ¥598,000
- モニター料金
- ¥498,000