コラム
2026/04/14
![]()

鏡を見たとき、「疲れて見える」「顔が平たい」「なんとなく垢抜けない」と感じることはありませんか。その違和感の正体のひとつが、「鼻横にできる影」です。
この影、単なる光の加減ではありません。実は顔の構造そのものが関係しています。

まず前提として、影はどこにできるか。
これは非常にシンプルで、「出っ張りの下」に生じます。
つまり、鼻横に影があるということは、
その上に“何かしらのボリューム(出っ張り)”が存在しているということです。
ここで重要になるのが、頬の脂肪構造です。

鼻の横に影を作っている主な原因は、以下の脂肪です。
メーラーファット(頬骨上の脂肪)
ナゾラビアルファット(ほうれい線周囲の脂肪)
これらは本来、若々しさや丸みを作る上で重要な組織ですが、
ボリュームが過剰になる、あるいは位置が下がることで問題が生じます。
具体的には、
・鼻の横にボリュームが集まる
・鼻が周囲の脂肪に埋もれる
・結果として影が強調される
という構造になります。

「鼻を高くしたい」と考える方は多いですが、
実際には鼻そのものではなく、“周囲の構造”が原因で低く見えているケースも少なくありません。
鼻横に影がある状態では、
鼻の立体感が失われる
横顔がのっぺり見える
中顔面が重く見える
といった印象になります。
逆に言えば、
この影を改善するだけで、同じ鼻でも「高く見える」ようになります。
では、この鼻横の影を改善するにはどうすればいいのでしょうか。
ポイントは2つです。

原因となっているメーラーファット・ナゾラビアルファットを適切に除去することで、
鼻横の過剰なボリュームを解消します。
これにより、
鼻の埋もれが改善
影の原因そのものを除去
することができます。

脂肪を取るだけでは、組織の位置は改善されません。
そこで重要になるのが「引き上げ」と「固定」です。
糸リフトを用いて中顔面を上方向にリフトし、
さらに組織を適切な位置に“癒着させる”ことで、
頬の位置が上がる
鼻横にボリュームが戻らない
フラットな中顔面が立体的になる
といった変化が得られます。
この「脂肪除去」と「リフトアップ」を組み合わせたアプローチが、
ミッドチークバックリフト®です。
単に引き上げるだけではなく、
影の原因となる脂肪を処理し
中顔面の構造を再配置する
という点が特徴です。

・鼻が低く見えると感じる
・ 横顔が平たく見える
・ほうれい線というより“鼻横の影”が気になる
・頬のボリュームで顔が重たく見える
・ヒアルロン酸では改善しなかった
こうした悩みを持つ方には、非常に理にかなったアプローチです。


鼻横の影は、単なる影ではなく「ボリュームと下垂」です。
そしてその正体は、
頬の脂肪によるボリュームと位置の問題。
ここに適切にアプローチすることで、
鼻が高く見える
顔に立体感が出る
垢抜けた印象になる
といった変化が得られます。
「鼻を変える」のではなく、
「鼻を埋もれさせている原因を取り除く」という考え方。
これが、自然でバランスの取れた仕上がりにつながります。
ヒアルロン酸で一時的に影を目立たなくすることは可能ですが、根本的な解決にはならないケースが多いです。
さらにヒアルロン酸は柔らかく、動くものなので、特にほうれい線、口周りに注入したヒアルロン酸はそこに留まらず、周囲に流れてしまいます。
鼻横の影は「くぼみ」ではなく、
その上にある脂肪のボリュームによって生じているため、
単純に埋めると、
さらに中顔面が膨らむ
不自然な丸みが出る
重たい印象になる
といったリスクがあります。
そのため、「マイナスの治療」が重要です。
適切な量と層を見極めて処理すれば、過度にコケることは基本的にありません。
むしろ重要なのは「取りすぎないこと」と「位置を整えること」です。
ミッドチークバックリフト®では、不要な脂肪のみを選択的に除去し、
糸リフトで中顔面を引き上げて固定するため、単純な脂肪除去に比べて、コケではなく“立体感”として仕上がります。
糸リフト単体でも引き上げ効果はありますが、持続力に欠けるのと、鼻横の影に対しては不十分なケースが多いです。
理由は、影の原因が「脂肪のボリューム」にあるためです。
脂肪が多い状態のまま引き上げると、
重いのですぐ戻る
鼻横の厚みが残る
影が完全には消えない
という結果になりやすくなります。
そのため、脂肪処理とリフトを組み合わせることが、より効果的です。
個人差はありますが、一般的には以下のような経過です。
腫れ:数日〜1週間程度
内出血:出る場合は1〜2週間程度
違和感・つっぱり感(拘縮):3ヶ月〜半年程度
マスクでカバー可能な範囲で経過することが多く、日常生活への大きな支障は比較的少ない施術です。
脂肪除去の効果は半永久的です。
一方、糸リフトによる引き上げ効果は時間とともに緩やかに変化しますが、
組織の癒着
位置の再配置
によって、施術前よりも良い状態が維持されやすいのが特徴です。
以下のような方に適しています。
鼻が低く見える(実際の高さよりも低く見える)
鼻横に影があり、疲れて見える
頬のボリュームで顔が重たい印象
横顔が平坦に見える
ヒアルロン酸で満足できなかった
単純なシワ治療ではなく、「構造改善」が必要なタイプの方に向いています。
年齢よりも「脂肪のボリュームと位置」が適応の判断基準になります。
20代でも、
頬のボリュームが多い
鼻横に影が出やすい骨格
といった場合は適応になることがあります。
逆に、脂肪が少ない方には別のアプローチが適している場合もあるため、診察での見極めが重要です。
可能です。状態に応じて、
切開リフト
QUANTUM RF
JUVGEN
などと組み合わせることで、よりバランスの良い仕上がりを目指すこともあります。

監修者
院長柳川 央徒
【バブみ輪郭】
数ヶ月先まで予約が取れない、日本で唯一 "バブみ"に特化した輪郭整形専門医。
小顔治療通算3000例以上。
他院修正、著名人も、多く担当。