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コラム
2026/07/23
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SNSでは「中顔面短縮」という言葉を目にする機会が増えました。
「目の位置を下げたい」
「中顔面が長く見える」
「もっと可愛く見せたい」
このようなお悩みでご相談いただくことも少なくありません。
しかし、まず知っておいていただきたいことがあります。
目の位置そのものを下げることは、現実的にはできません。
では、なぜ中顔面が短く見える人と長く見える人がいるのでしょうか。
今回は、中顔面が長く見える原因と、自然に短く見せるための考え方について解説します。

「中顔面を短くしたい」という方の中には、「目をもっと下にしたい」と考える方もいます。
しかし、目の位置は眼窩(目を支える骨)の位置によって生まれつき決まっています。
タレ目形成や涙袋形成によって目元の印象を変えることはできますが、眼窩の位置そのものを下げることはできません。
つまり、目の位置自体を変えて中顔面を短くするという考え方には限界があります。

美容医療では、実際の長さを変えられない場合でも、見え方を変えることは可能です。
中顔面も同じです。
重要なのは、
「目から下を短く見せるデザイン」
になります。
そのためには、下方向へ伸びた印象を改善し、顔全体のバランスを整えることが重要です。

実際に診察していると、「中顔面が長い」と思っている方の多くは、骨格ではなく軟部組織の影響を受けています。
代表的なのが、
• ジョール(口横)の下垂
• フェイスラインのもたつき
• 下顔面方向へのボリューム移動
です。
これらが起こると、目からフェイスラインまでの距離が長く見え、実際以上に面長な印象になります。
そのため、脂肪や軟部組織を適切な位置へ戻し(場合によっては除去し)、骨格に沿って引き締めることで、相対的に中顔面を短く見せることができます。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、下顔面をすっきりさせることが、中顔面短縮にもつながるのです。

解剖学では、中顔面は一般的に「目の下から上唇まで」を指します。
しかし、見た目の印象では、それだけではありません。

実際には、
目の下からフェイスラインの外側までの距離
も、中顔面が長い・短いという印象に大きく関わっています。

そのため、この部分のボリュームやたるみを改善することで、顔全体のバランスは大きく変化します。

中顔面が長く見える原因は、縦方向だけではありません。
もう一つ重要なのが立体感です。
以下のような状態では、中顔面は実際以上に長く見えます。
• チークトップが低い
• 中顔面が平坦
• オージーカーブがない、または長すぎる
立体感が失われると顔の中心にメリハリがなくなり、縦方向が強調されてしまいます。
日本人はただでさえ、骨格的に「中顔面が平坦に」なりやすいです。
脂肪の配置で中顔面を立体的にするだけで、メリハリのある輪郭にすることができます。

中顔面を改善する際に目指すのは、単純にボリュームを増やすことではありません。
過剰にヒアルロン酸を注入して平坦でツヤだけが強い顔になると、不自然な「整形感」が出てしまいます。
私たちが目指しているのは、
「立体感はあるけれど、影はない中顔面」
です。
ゴルゴ線やほうれい線など、”影”があると老けて見えてしまいます。
自然なチークトップと滑らかなフェイスラインを作ることで、影のない、若々しく、バランスの良い印象になります。

中顔面を短く見せるために最も大切なのは、目の位置を変えることではありません。
重要なのは、
• 下顔面方向の余白を減らす
• ジョールやたるみを改善する
• チークトップを適切な位置に整える
• 自然な立体感を作る
これらを総合的にデザインすることです。
「中顔面が長い=骨格の問題」と決めつけるのではなく、軟部組織や立体感まで含めて診断することで、骨切りを行わなくても印象が大きく改善するケースは少なくありません。
必ずしもそうではありません。ジョールの下垂や中顔面のボリューム低下、フェイスラインのたるみなどが原因で面長に見えているケースも多くあります。
症例によります。適切な部位への注入で立体感を改善できることはありますが、たるみや脂肪の下垂が原因の場合は、ヒアルロン酸だけでは十分な改善が得られないこともあります。
いいえ。手術で目の位置や眼窩の位置自体を下げることはできません。施術によって改善できるのは、あくまでも見た目のバランスや印象です。

監修者
院長柳川 央徒
【バブみ輪郭】
数ヶ月先まで予約が取れない、日本で唯一 "バブみ"に特化した輪郭整形専門医。
小顔治療通算3000例以上。
他院修正、著名人も、多く担当。