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2026/02/04

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「切開リフトと糸リフト、結局どっちが良いの?」形成外科専門医が解説

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「将来は切開リフトを考えているけど、今はとりあえず糸リフトでしのいでいいの?」

カウンセリングでとても多い質問です。

結論から言うと、

“絶対にダメ”ではありませんが、糸リフトでは改善しない場合があります。

この記事では

 • 糸リフトと切開リフトの本質的な違い

 • 後悔しない治療選択の考え方

を、できるだけ分かりやすく解説します。

そもそも糸リフトと切開リフトは何が違う?

ずばり皮膚をとるかとらないかです!

糸リフトとは

糸リフトは、トゲ(コグ)のついた医療用の糸を皮下に挿入し、皮膚や脂肪を物理的に引き上げる治療です。

特徴

 • 切らない

 • ダウンタイムが比較的短い

 • 効果は一時的(当院では1ヶ月から数ヶ月と表現するようにしています。)

 • たるみの「軽症〜中等度」向け

つまり顔面の脂肪の移動がメインです。

切開リフトとは

切開リフトの目的は、ずばり皮膚をとることです!いかに戻らないように切除するか。そこを考えたのがDeep Plane Faceliftです。

こめかみから耳の周囲を切開し、皮膚だけでなく**SMAS(表在性筋膜)**と呼ばれる深い層を引き上げます。

特徴

 • 根本的なたるみ改善

 • 効果が長期的

 • 中等度〜重度のたるみに適応

 • 医師の技術差が結果に直結する

「引っ張る」のではなく、

余った皮膚と脂肪量を適正化し、正しい位置に戻すのが切開リフトです。

重要なのは

「今の皮膚の余剰の程度」です。余剰があるかどうか決めるのはあなたの理想像との比較です。

年齢でもないし、ましてや他人が決めることではありません。

余剰皮膚がなく来月の結婚式に向けてリフトアップしたい方には糸リフト一択です。

一方ですごく小顔な女優さんのフェイスラインになりたい方にとっては、少しの皮膚のあまりも改善すべきかもしれません。

後悔しないために大切な考え方

大切なのはきちんとした医師に悩みを打ち明け、理想と現実のすり合わせ、診察を行ってもらうことです。

将来切開リフトを視野に入れているなら、最初から切開を前提にした治療計画を立てることが、結果的に遠回りにならないケースも少なくありません。

まとめ

 • 糸リフトと切開リフトは目的も効果も全く違う治療

 • 重要なのは「他人やSNSの情報」でなく「理想像」を踏まえた診察を受けること。

「とりあえず糸」ではなく、自分のたるみの段階とゴールを理解した上で選ぶことが、後悔しないリフト治療への近道です。

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監修者

技術指導医矢後博基

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医学博士Ph.D.日本形成外科学会専門医、ガイドライン作成委員、日本美容外科学会正会員(JSAPS)
BLINC CLINIC技術指導医